銀座線に乗る。
目の前におじいさんと4歳ぐらいの女の子とおばあさんが座っている。 女の子は座席に浅く腰掛け、行儀よく足をたらしている。 女の子の膝にはおじいさんの手が添えられている。 もし今電車が急に止まっても女の子は落ちない。守られている。 3人はとても静かにそこにいる。 おもむろに女の子が何か質問する。 おじいさんとおばあさんが同時に答える。 女の子はまたくうを見つめる。 急に見ていた私の中で何か大きく気持ちが揺れる。 説明のつかない、陰か陽かも分からない感情が激しく渦巻く。 帽子を深くかぶりうつむきながら電車を降りる。 家に帰って考える。 思い当たったのは、無条件肯定という無形のものを目の当たりにした感慨。
by momokonno
| 2005-11-17 11:55
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