<   2006年 09月 ( 30 )   > この月の画像一覧

音楽会に行く

誘われて、音楽会に行く。
声楽の会。
大半は、オペラのアリアである。
バリバリと奏でるピアノ演奏と共に、キリキリと張り上げる歌声。
そんな中、アカペラで『ふるさと』の2重唱があった。
そこまで正直うつらうつらしていた瞬間もあったのが、途端バチッと冴える。
ぐっとくる。
圧倒的にぐっときた。

その人にその歌が合ってたからなのか、
その歌によって私自身の記憶が喚起されたのか。
兎も追ってないし、ちちははもそばにいるんだけど。
ホール全体が何かに包み込まれる。
[PR]
by momokonno | 2006-09-30 07:31

携帯電話

その後復活した携帯電話は、今朝見るとまた真っ黒になっている。
全く予定外に携帯電話を買い換えることにする。
登録してある電話番号が消えると困るので、
私としては異例の俊敏さでお店へ。

ついにカメラ付き携帯電話を手にする。手にしてしまう。
[PR]
by momokonno | 2006-09-29 07:30

インターホン

用事があって、とあるビルに行く。
エレベーターに乗り込む。
慌てていて、7階なのに、6・7階押してしまう。
あーあーあー。
扉が開き、そのまま出る。
そして、インターホンを押す。
相手が出るのを待っているうちに、そこが6階であることに気付く。
あっと思って後ずさりしたとき、インターホンから声がする。
「はい?」
すみません間違えました。
インターホン越しに不信感が伝わってくる。
[PR]
by momokonno | 2006-09-28 07:29

車内にて②

またまた混んだ電車に乗っている。
突然、横にいる人の言葉が耳に入る。
「もうねえ、自分で自分の感情のコントロールしきらないんで、
周り見ないようにしてるんですよ。」
知らない人の言葉にうなずく。
[PR]
by momokonno | 2006-09-26 07:28

携帯電話の調子が悪い

気付くと携帯電話の時計が止まっている。
あれまあ、といじっているうちに、画面が真っ黒になる。
電源のONとOFFは、真っ黒ながらに反応がある。
画面は表示されないのだが、適当にボタンを押す。
適当ついでに家の固定電話にかけてみる。
もちろん留守番電話に切り替わるだろうと思っていたら、人が出る。
たいそう慌てる。
慌てついでに切りそうになる。
家は家でも実家にかけていた。
久しぶりに話す。
「・・・何?」
「いや・・・ちょっと間違えて。」
あの瞬間、咄嗟、切ろうとした私って・・・。
子どもじゃないんだから。
[PR]
by momokonno | 2006-09-26 07:28

車内にて

朝、ラッシュの電車に乗る。
ドア付近に2歳ぐらいの男の子を抱いた女の人が立っている。
周りの疲れきった空気と場を異にして、
二人は興味深げにじっと窓の外を見ている。
「お母さんも、昔はこうやって毎日会社に通ってたんだよ。」
男の子はまだ小さくて、その言葉に関心を示すことは出来ない。
「あの頃は、楽しかったなー。」
はっきりと、誰にともなく女の人が言った。

驚く。
でも、女の人は決して不幸せそうには見えなかった。
私も人の芝を、物欲しくじっと見ることあるから。
溜め込まず、たまにそうやって大きくため息をつくことで、
健やかに生きていけることってあると思う。
[PR]
by momokonno | 2006-09-25 07:26

友人たちと会う

お昼、友人たちと10数人、1年半ぶりに集まる。
1年半という長さからか、あるいは個個で会う機会があったせいか、
久しぶりの感は、ない。
ソフトドリンクを注文する。
運ばれてきた細長いグラスの中に、
ぼってり重いカップに入ったホットドリンクが一つ混じってる。
わー、そのカップ何だか、かわいいねえ。
誰かお腹の弱い人が頼んだものかと思っていたら、
私だった。
ブルベリーティーって。
グラスが重なる中、片手にソーサーを持ちながら乾杯に混ぜてもらう。
[PR]
by momokonno | 2006-09-24 07:25

金木犀

毎年、ある日突然金木犀が匂いだす。

金木犀の匂いをかぐと、小学生時分に引き戻される。
その頃私は四国に住んでいて、金木犀の季節といえばみかん。
その時期の全ての行事にみかんがついてくる。
遠足も運動会も、子ども会ではみかん狩りに行った。

私は籠一杯のみかんを持って、夕暮れの坂道を下っている。
いくつかみかんが坂道を転げ、崖の下に落ちてしまう。
そんなことを笑いながら見てる。
校庭の片隅に広げられた小さな正方形のビニールシートの上で
まだ青いみかんを食べている。
何かを待っている。
思い出すと幸せな気分になる。
ちょっと肌寒くなったのと金木犀の匂いは対になっていて、
金木犀は私を満ち足りた気分にする。

秋だなあと思う。
春の何かが始まりそうな憂鬱さに比べ、秋は何かが終わる予感がする。
満ち足りた気分と相反したようで密接な、わくわく感。
[PR]
by momokonno | 2006-09-23 07:24

ないものとする

朝起きても相変わらず山は堆い。
本棚が出来るまでは、その山をないものとして生活することにする。
迂回して家の中を移動する。
ちょっとの振動で山は崩れるので、静かに歩く。
箪笥の前に本を積んでしまい、着ようと思うスカートを取り出せないのだが、
見つからない振りをして、同じジーンズをはき続ける。
もう、さっさと家を出てしまう。

夜。人に物を貸すことになり、偶然2組、同じ時間に取りに来ることになる。
家には誰も上げられないので、下で待ち構える。
[PR]
by momokonno | 2006-09-22 12:28

堆い山

膨大な物を前に、所有物の量と長さを確認した所で、
本棚作りたい熱が治まる。
本来やるべきことに取り組みだす。
ふっと顔を上げた時に、堆い山が目に入り、目を逸らす。
[PR]
by momokonno | 2006-09-21 12:27