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水浸し

日中47℃まで室温が上がるらしい。
昼間、水のないところで稽古して、
夜、温室に移動する。
陸地で考え、水中で試す。
何気なく踏む足が、バシャバシャする。
止まっても、波紋は続く。
黒子として道具の出しはけをすると、そこに注目が集まる。

オフバランスでゆっくり倒れ、床面に手をついて身体を支えようとする。
そのまま手がつーっと滑り、水中で、けのび状態になる。
あっという間の出来事で全身水浸し。
無策に、ぬれねずみになる。
明日からは稽古着、倍持って行こう。
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by momokonno | 2006-08-31 22:33

水張りやり直し

水張りやり直しの日。
白濁やめて、透明な水でいくことにする。
あと、会場全面に水を張るのではなく、陸地も少し残すことに。
お客さんの半分を、水中席ということにする。
ドロドロ白濁水を一度流し、拭き上げる。

実験の日は水を溜め始めて2時間後、
まだ数センチしか溜まっていないことに気付く。
やけに遅い。
みるとホースの直径が極細だった。
今回は太いホースで勢いよく流しこむ。
2時間で溜まる。

今日は照明チームや稽古見学の人も何人か来てくれて、
わいわいがやがや準備する。
水が気持ちよくて、みんな子どもに返ったみたいになる。

足で水をかくと、床面全面に波紋が広がる。
天井にもきらきら反射する。
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by momokonno | 2006-08-30 07:34

水を張る

先週土曜日に行った実験結果が、芳しくないことが分かる。

今度の公演、会場の床全面に、足首の高さまで水を張る。
まず実験段階として、半面にシートを張り水を溜めてみたのだが、
どこかに穴が開き、水が漏れている。
翌日行くと、穴+蒸発で水がほとんどなくなっていた。
3倍厚いものに変えることにする。

あと、その全面に溜めた水を白濁させたくて色を付けるのだが、
それが思いのほかとろっとしている。
足はすべすべになるけど。
それが数日置くとぬるっぬるになる。
歩けない。
乳っぽい甘い香りは、数日経って腐ったような臭いになる。
汚い…。
え?香りって単に成分じゃないの?
今日稽古を見に来た人が、瞬間絶句する。
「全員、足つけなきゃいけないの?」
対策考えねば。
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by momokonno | 2006-08-29 07:12

野菜を頂く

以前、WSでお世話になった方から野菜を頂く。
どっしりダンボール一杯の、キュウリやナスやじゃがいも。
いつも食べているものと違って、皮がしっかり、食べ応えがある。
おいしい!
手紙も入っている。
元気そうな字が躍る。

御礼の電話をする。
おかあさんが留守で、おばあさんと話す。
「おかしなもんでねえ…。」
続く言葉の相槌のつもりで、はい、と答えると、
野菜の見た目のことだった。
…いえっ、いやっすごくおいしかったんです。
あわててしどろもどろ話したけど、
ちゃんと気持ち伝わったかしら?
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by momokonno | 2006-08-28 07:06

映画の撮影

映画の撮影に行く。
山の中に7時30分集合という緊張のスケジュール。
早起き苦手ではないのだが、「もしも」が怖くて、
そういう時は、睡眠もうっすら寝になる。
5時に飛び起きる。

カメラやら機材やらすごい量のもの、今日運んで今日撤収。
監督周りの一式、椅子とかモニターとかパラソルとかメガホンとか、
そのまんまいろんな場所に日々平行移動していくのだろう。
あと衣装やら小道具やらエキストラの人やら。
嘘なのにどんどんホントの場所になる。

今日の最初のシーンが、私の出るシーンで、
はいこちらへと、スタッフやエキストラがわんさといる前に案内される。
これは映画の流儀だなあと思うのだが、
毎回必ず紹介をしてくれる。
「○○役の藤田桃子さんです。」
気持ちよく、つつがなく物事が進む術が随所にある。

動きや何やを、ここで初めて監督から説明を受ける。
台詞もその場で増えたり。
ここからここまで一気に撮ります。
「はい、テストいきまーす。」
自分の感情の入り込む隙の一切ない、未体験ゾーン。
何回かテストを繰り返した後、本番。
その回毎に監督から細かく演技指導して頂くのだが、なかなか体現出来ず。
んー、ッくやしい。すみません!

そうはいっても、本当に貴重な経験でした。
自分の出ないシーンのとき、映画の現場を覗き見る。
監督助監督のほかにも、脚本家、撮影の人、カメラマン、美術の人、録音の人、衣装の人、
ヘアメイクの人、小道具の人、制作の人、
それぞれに何人か助手の人がいて、みんなキビキビ動いている。
こんなに大人数なのだが、でもたぶん必要最小限。

一つのシチュエーションだけ与えて、大人数が存在するシーンは、
誰かのちょっとした何気ない仕草が、タイミング的にもすごく良かったりして、
計算しきれないスリリングさがある。
モニターの前では大人数が釘づけになって、一挙手一投足に喜色憂色。
大の大人が本気で真剣になっている様、楽しんでいる様を目撃する。
時間が限られているというのが特徴で、その限られた時間の中で、
ある瞬間を切り取り封じ込める。
映像は、形になって残るというのが、決定的に舞台と違う
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by momokonno | 2006-08-27 12:05

実験をする

アゴラ劇場に、いいむろなおきマイムカンパニーの公演を観に行く。
マイムはツールに過ぎなくて、それを使って何をやるかなんだけど、
普段客観的に観る機会少ないので、
マイムの可能性についていろいろと考えさせられた公演だった。
観に行けて良かった。

夜、温室で実験。
来週から毎日温室で稽古するのだが、今日、場を作る。
実験結果は予想以上というか予想通りというか、すごく良くて、
とにかく後は内容次第。
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by momokonno | 2006-08-26 12:04

ZAIM 2日目

今回のZAIMの企画は伊藤キムさんがコーディネーターとして関わっていて、
キムさんがいろいろと発案してこのような形になる。
その案の一つで、一日中建物を徘徊している「横浜探偵団」を置く。
サングラスを掛け、真剣に何かを探偵しているその強面の様相に子どもたちは釘付けで、
催しに参加せずその探偵団をずっと追跡している子どももいる。
近付きたいのに近付かず、遠巻きに興味津々で追いかける。
子どもは分かりやすいものだけじゃなく、ミステリアスなものも大好き。

終わって探偵団やキムさん、落語家の人と飲みに行く。
落語家の人の達者な司会進行の音頭で、自己紹介タイムが始まり、
なぜこういうことを始めたのかと、小学生のとき何になりたかったのかを各々述べる。
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by momokonno | 2006-08-25 12:03

ZAIM 1日目

横浜市芸術文化振興財団主催の夏休み企画、小学生対象のWS。今日と明日2日間。
小野寺さんが講師で、アシスタントとして行く。

関内駅のそばに、旧関東財務局の建物だった歴史的建造物があって、
そこがアーティストの活動拠点として、最近、ZAIMという名称の施設になった。
たくさんのアトリエやスタジオがあって、稽古場として貸し出されたり、
誰でも利用可能なカフェが併設されている。
昨年行って抜群の快適さだった、京都芸術センターのよう。

その建物の中で2日間、子ども対象のイベント「ZAIMで遊ぼう」が催される。
一日中いろいろな部屋で、ダンス・邦楽・落語・ジャズ・パペット・仮面製作・
コンピューターグラフィックス・造形遊び・似顔絵といったWSが行われていて、
好きなプログラムに好きな順番で参加出来る。
そして最後に4時から、来館者全員参加のマイムWS。

棒読みで読んでいる原稿のような文章だが、
私も何度説明を受けてもチラシを読んでも
どんなことになるのやら、とんと想像つかず。
そのままZAIMに向かう。

子どもって、身体を動かすことがもう楽しくて仕方ないという部分があって、
あれはどういう喜びなんだろう。
きゃっきゃ、きゃっきゃと知らない子と一緒になって笑っている。
私はアシスタントというより興奮した子どもが床や壁に頭を打ち付けないように
そのことだけに気を配る。
実際に始まってみると、溢れんばかりの小学生とその妹弟の幼稚園児乳児も混じって、
あっという間に時間が過ぎる。
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by momokonno | 2006-08-24 12:02

オープンカフェにて

表参道で打合せ。
珈琲1000円。へー。
周りで葉巻を吸っている人がいて、これまたへー。
直射日光の当たる席で、パラソルの中に身を縮める。
午後、昨日キャンセルした稽古場ではなく、調布の稽古場に向かう。
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by momokonno | 2006-08-23 12:02

稽古場を取りに

バスに乗ろうと思う。
停留所でバスを待つ。
一心不乱にメールを打っていて、あれ?えらい来ないなあと時刻表を見ると1時間に2本。
私が停留所に着いたのは、ついさっきバスが出たばかりの時間だった。
そして、まだまだ次は来ない。
瞬間、いららっとする。
何でバスを待っているかというと、稽古場取りに行っているのだ。
世田谷区のようにシステマティックにして欲しい。
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by momokonno | 2006-08-22 12:01