緻密さ

バス移動。また7時間。
帰りは昼なので窓の外がよく見える。
どこまでも続くフランスの田園風景を、ただただ眺める。
ひまわりが一面に咲いていて、みな同じ方向を向いている。

「水と油」を休止して2年半が経ち、ようやく第一歩と呼べるものを踏み出したのだが、
これからどうしていきたいのか、どうするべきなのか、ということについて、
大変示唆に富む経験をする。
示唆に富む、だけで、どうしたらいいのかまだみえない。

作品において、大胆さや狂気、今5番と呼んでいる、
その針の振り切った状態をどう出すか、に最近の興味は移っているのだが、
ホントのところは、
緻密さ、みみっちさ、正確さ、重箱の隅さ、細かさの重要度が99%なのだと、改めて思う。
で何?それがどうした?と思うぐらいにみみっちいのが、
それが100集まって初めて、ああとなる、という。

今回ミモスのフェスティバルで出会ったある人に、こう言われる。
私はアビニョンであなたたちを見た。本当に忘れられない公演だった。男が本を読んでいて、
ドアがくるっと回って、・・あなたはナイフを食べたんだ・・・。
8年前のある1時間の出来事が、人の記憶に残っている。
緻密さの成果だと思う。
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by momokonno | 2008-08-03 19:59
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