折り紙を折る

今日から、街は普通に戻っている。
大人は普通に働きだす。
小学校はまだ始まらない。

風邪気味なので家にいると、同居の子どもが折り紙を教えてくれと言う。
厳密に言うと、教えてくれじゃなくて、折ってくれなのだが。
角と角を揃えて折ることが、とても難しいようである。
指先というものは、大人になるにつれ自然に達者になるのか。
私などは、人と喫茶店に行った時や出されたお菓子の包みなどを
いじいじとみみちく折る癖があるのだが、
あの癖も何とはなしに指の訓練になってるのかしらと思う。

こちらが蛙とボートを折ると、彼女自身は一緒に折るわけではなく、
水色の折り紙を水に見立てて綺麗に並べ、水上の配置を考えることに躍起になっている。
縮尺のおかしい蛙とボートをあっちへこっちへ並べる。
ああそうだ、池に浮かぶ花が足りない、ということで、
蓮の花を折ってくれと言う。
花の折り方なんて知らないけれど、思いつきで折ることになる。
蛙やボートと同じように、ああこれこれ、と喜んでくれる。

そういえば手裏剣ってどうだったっけ、と、忘れていたのを思い出して折ると、
この色とこの色の組み合わせと、この組み合わせも、と、際限なく折ることになる。
今日一日で、一生分の手裏剣を折る。
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by momokonno | 2007-01-02 10:05
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