人気ブログランキング | 話題のタグを見る

真摯なしせい

ある小道具を少し大きくしたらどうか、という話になる。
入れ子の構造がキーになっている。
近くで見ると充分大きい。
普通の大きさの1.5倍ぐらい。
でも、舞台では意外に普通に見えるのではないかと。

発案者は舞台監督。
それを実行するのも舞台監督。
間にめんどくさいが抜けている。
より良くなるのではという考え方。
そういう仕事をする人、そういう考え方は
そうじゃない人と同じ次元にいるようで
ビックリするぐらい高みにいると思う。
舞台は言っちゃえば、無駄に思えるこだわりの集結。
でも、めんどくさいの波にこだわりが負けてしまうこと、案外ある。

全ての観客が気付く派手な変更ではないけれど、
そういう積み重ねが作品を創る。
by momokonno | 2006-03-01 09:22
<< 2回目のアフタートーク アフタートークの日 >>